1958-03-12 第28回国会 衆議院 外務委員会 第12号
○藤山国務大臣 御承知のように、ただいまお話のありました国連中心主義、アメリカとの友好関係、アジアに対する友好、信義を厚くしていく、これは岸内閣の外交の三原則でありまして、従いまして今回の東南アジア公館長会議においても、当然その外交三原則に沿いまして会議の運営をいたし、それぞれの意見を聞くことにいたしているわけでございます。
○藤山国務大臣 御承知のように、ただいまお話のありました国連中心主義、アメリカとの友好関係、アジアに対する友好、信義を厚くしていく、これは岸内閣の外交の三原則でありまして、従いまして今回の東南アジア公館長会議においても、当然その外交三原則に沿いまして会議の運営をいたし、それぞれの意見を聞くことにいたしているわけでございます。
この歴史上の経路を見落した日本の外交は、世界の情勢の動きに対しては何らの価値もないのではないか、こういう問題に対してなぜ東南アジア公館長会議において議論がなかったか、そういう問題は論ぜられましたかどうか。この際確めておきたい。
昨年の暮でございましたか、ことしにかけて、東南アジア公館長会議というものを開かれた。結論的に申し上げますると、五つの要綱が発表されております。第一に貿易省を設置しちゃいかぬ。第二にコロンボ計画というものをあくまでも援助するために、経済的な裏づけをしておかなければなるまい、これが第二。それから第三に外交官に対する門戸開放をやらなければいかぬ。